紫外線対策の極意
暖かい日が続き気分が解放されます。
新学期の時期となる4月、春ですね〜。
入学式や入社式など、また新たな気持ちなり
良い緊張感を持って過ごせそうです。
紫外線予防を一年中するのは当然だと知りつつも
日差しが弱い冬の季節や雨の日、曇りの日、
油断しそうになりますよね。
3月は、まだまだ風が冷たくコートを着て出かける
日も少なくありませんが、その年の天候や地域の
違いはあっても紫外線はこの頃から急激に降り注ぎ
5月〜8月にかけてピークを迎えます。
また紫外線の多い時間帯は10時から14時の間。
1日の紫外線量のおよそ60%を占めています。
3月の紫外線には油断禁物です!
紫外線とは、太陽の光、つまり日射です。
地表に届く光の波長はUVA・UVB・UVCの
3種類があります。
UV-A波は、黒くなる日焼け(サンタン)
UVBほど有害ではありませんが、長時間浴び続け
ていると健康被害の影響があります。
曇りの日や窓ガラスなどを透して肌の奥(真皮)まで
到達し、エラスチンやコラーゲンを破壊してしまう
ためシワやたるみの原因になりますよ。
PAで防止しましょう。
UV-B波は、赤くなる日焼け(サンバーン)
B波のほとんどは、オゾン層で吸収されますが、
吸収されなかったUV-B波が地表に届き、屋外で
のほとんどの日焼けの原因になります。
表皮のDNAや細胞膜を破壊し、メラニンの働き
が活発になり皮膚の炎症やシミ、ソバカスの原因
になります。他にも皮膚がんの原因になったりと、
皮膚や眼に有害な影響を及ぼすことがあるようです。
SPFで防止しましょう。
UV-C波は、オゾン層で吸収され、今のところ地表に
届かない波長です。
紫外線は浴びすぎると、すぐに影響がみれる急性障害
と長年の蓄積で現れる慢性障害に分けられます。
急性障害では、いわゆる日焼けや、ひどい時は水ぶく
れをしたり、赤く腫れたり、皮がむけたりします。
角膜炎などの眼の影響もあります。
慢性障害では、シワやシミの原因になったり皮膚がん
や白内障の原因になったりします。
紫外線対策を効果的にすることが大切です。
長時間の外出には日焼け止めクリームを塗るのが効果的です。
みなさん、日焼け止めを選ぶ決め手は何ですか?
つけ心地、価格、数値の高いもの…。
それぞれ間違っていませんが、目的や肌質に合わせて選ぶと
より効果的です。
SPF30、PA++
このような表示で悩んだことはありませんか。
紫外線の防止効果を示す指数です。
SPFの横にある数字は大きいほど防御力が高くなります。
個人差はありますが、紫外線に当たり出して日焼けを起こす
までおよそ10分〜20分と言われていますが、たとえばSPF30
だと20分後の日焼けを30倍遅らせることができるという意味
の表示数になっています。20分 × 30= 600分 (10時間)、
個人差がありますので10分 × 30 = 300分 (5時間)の場合もある
ということになりますね。
PAの横にある+は、UV-Aの防止効果を表します。
研究から近年の有害性が明らかになり2013年1月に
光老化によるシワやたるみを最小限に抑えるためにも注目して
選んでみてください。